リッチー・サンボラの今は?【ボン・ジョヴィのギタリストの現在】

Richie Sambora

Richie Sambora at the 2009 wiki c David Shankbone

リッチー・サンボラとは

Bon Jovi(ボン・ジョヴィ)と言えば大抵の人がご存知の有名なバンドですが、そのBon Joviでギターを担当していたのがリッチー・サンボラです。(Richie Sambora, 1959年7月11日 )

Bon Joviは1984年にデビューし、一枚目二枚目のアルバムは8ビートのマイナーコードを使った曲が多く、日本では一部人気が出たもののアメリカでの売上は今ひとつでした。

1986年の3枚目のアルバムSlippery When Wet(※日本ではワイルド・イン・ザ・ストリーツという名前で発売)で、プロデューサーにDesmond Child(デスモンド・チャイルド)が加わり、音楽性がガラリと変化します。曲調はミドルテンポで重低音のハードロック曲が主軸となり、ポップセンスが突き抜けた良曲揃いとなっていきます。

1986年のシングルカット、You Give Love a Bad Nameがビルボード1位となり、一気に知名度が上昇。

その次のシングル、Livin’ on a Prayerで人気が世界的に爆発。4週連続1位。

Livin’ on a Prayerは誰でも一度は聴いたことあると思います。

Bon Jovi – Livin' On A Prayer (Official Music Video)

この冒頭の部分の「ヴァウヴァウ♪ヴォヴォヴォ」とエフェクトがかかった声で歌っているのが、ギタリストのリッチー・サンボラです。

リッチーは、Bon Joviが結成しはじめの初期のライブを客として見ていて、ボーカルのジョン・ボン・ジョビに、「このバンドでギターを弾かせてくれ」と直談判してメンバーとなりました。

ギターの腕は超一流で、歌もボーカリストばりに上手く顔もカッコ良いという、ある意味ジョンより華のあるギタリストとしてBon Joviの飛躍に大きく貢献しました。

この良曲が揃ったアルバム、Slippery When Wetはビルボード1位を8週連続キープし、全世界で1000万枚売り上げました。

人気に陰りが出るもイッツ・マイ・ライフで復活

しかし、1990年代にはボン・ジョヴィそのものの解散の噂が持ち上がりました。「ワイルド・イン・ザ・ストリーツ」を大ヒットさせた後、ツアーに出てすぐ、アルバム「ニュー・ジャージー」を発表し、その後またツアーに出るといった休みなしの活動を続けたため、燃え尽き症候群的な症状に陥り、ボン・ジョヴィは一時バンド活動を休止することとなりました。

それからは数年おきに「キープ・ザ・フェイス」「ジーズ・デイズ」などを発表したのですが、ニルヴァーナが全盛期を迎え音楽の流行も変化し、ボン・ジョヴィの売り上げは伸び悩み、低迷期を迎えます。

ところが、2000年、アルバム「クラッシュ」の「イッツ・マイ・ライフ」で返り咲きすることとなったボン・ジョヴィ。それからあとは音楽活動もスムーズに運ぶようになったのでしょう、コンスタントにアルバムも発表されるようになりました。

20年前の2000年、大阪市内で一人暮らしを始めた私の耳にあの名曲、「イッツ・マイ・ライフ」が入ってきたときはとても印象的で今でもその曲の良さに感動したものです。ボン・ジョヴィって本当、いい曲書くな~とひしひし思いました。

Bon Jovi – It's My Life (Official Music Video)

リッチーがボン・ジョヴィを脱退

リッチー・サンボラは一時はアルコール依存症に陥っていたとのことです。2007年にリハビリ施設に入所。2008年春に飲酒運転で逮捕。

娘を持つ父として世間からもバッシングを受け、2011年にも再びリハビリ施設入所。そしてツアーにも参加できない状態となっていきます。

その後、また復帰して活動していましたが、2013年に「家庭の都合」でまた離脱。

公式での正式な離脱発表はないものの、2014年にジョンがエンタメサイトのインタビューで

「もう辞めたんだよ。リッチーはもういないんだ。でも悪い感情は全然ない。バンドをやるのは終身の義務じゃなくてもいいってことだよ」

と、語ったことで、実質上の脱退がはっきりした形となりました。

リッチーはアルコールの問題もありましたが、ツアー漬けの毎日で家族と一緒に過ごせる時間が少ないことに違和感が出てきていたようです。つまり、仕事より家族を優先してしまった結果が、バンドの脱退につながったわけです。

ボン・ジョヴィを長く聴いているファンにすれば、リッチー・サンボラの脱退は非常に残念ですし、空虚な思いがした人も多いのではないでしょうか?

ジョンも2019年12月の最近のインタビューでこう語っています。※参考NME

「リッチーが崩れてしまうなんて思ってもいなかったから、仕事にかなり支障が出たよ」

「彼がそばにいてくれたらと思うよ。僕らは恐るべし2人組だったんだからさ」

「僕らは魔法のような歌声の持ち主で、彼は本当に素晴らしい人だったんだ。けど、彼の選択が彼自身を迷わせてしまったんだよ」

女性ギタリストとユニットを組む!

そんな突然の脱退をいともあっさりやってしまったリッチー・サンボラは、今どんな状況なのでしょうか?昔からボン・ジョヴィが好きな人は気になるところです。

なんと、リッチー・サンボラは、2018年に女性ギタリストの「オリアンティ」とユニットを組みデビューしました。

リッチー・サンボラとオリアンティによるプロジェクト RSO デビュー!(リッチー・サンボラうれしそう~)

リッチー・サンボラとオリアンティによるプロジェクト RSO デビュー!|世界を魅了するふたりのスーパー・ギタリストによる奇跡のユニット|HMV&BOOKS online
リッチー・サンボラとオリアンティによるプ...

Richie Sambora

オリアンティは、小柄ですが、ブロンドヘアの美人ギタリストで、あのマイケル・ジャクソンにその才能を見出されて、マイケル・ジャクソンのバックバンドのギターを担当していたというから、かなりの凄腕なのでしょう。

オリアンティとユニットを組んで益々ご活躍のリッチー・サンボラは雰囲気が少し変わりましたね。ギタリストというよりエンターテイナーか俳優のような感じになりました。

Richie Sambora Ft Orianthi – RSO – SOUNDSTAGE 2017 – Live

 

2018年、BON JOVIの殿堂入りで限定復帰

BON JOVIを脱退してしまったリッチーですが、2018年4月14日のロックの殿堂入り(Rock and Roll Hall of Fame)にて、ベースのアレック・ジョン・サッチと共に、限定復帰し、懐かしのパフォーマンスを魅せてくれました。

これは私も見て感動しましたし、世界中から喜びのコメントが溢れかえっています。

Bon Jovi Livin' on a Prayer at Rock & Roll Hall of Fame 2018

懐かしの一つのマイクでのジョンとリッチーのダブルボーカル(T_T)

名曲「Blood On Blood」でよくやってましたよね。

こうして再び同じステージに立つということは、歩む道が変わったというだけで仲が悪いというわけではなさそうです。

ジョンの去年のリッチーへのコメントや、未だに公式な脱退発表はせず正式にギタリストを入れていないことから、ジョン的にもいつでもリッチーが戻ってこれるような体制をキープしているようにも思えます。

ジョンも年齢とともに声が出なくなってきていますし、ファンとしては復帰を期待したいところです。

BON JOVI 最新シングル「Limitless」アルバム「Bon Jovi 2020」も5月15日に発売

Bon Jovi – Limitless

 

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