BAKU『ホコ天出身バンド』の現在は?

80年代若者たちが盛り上げた原宿の歩行者天国、通称ホコ天

1998年に20年続いた歩行者天国は惜しまれつつ終了しました。
この20年の間に有名になった人がいますし、ホコ天で路上ライブをしてデビューしたバンドは数多くいます。

BAKU『ホコ天出身バンド』の現在は?
その中のひとつ、わずか3年で活動をやめたバンド『BAKU』をご存知でしょうか?
BAKUについて、彼らの気になる現在について調べてみました。

【BAKU メンバーの事故死を乗り越えて】

1989年に栃木の高校3年生4人で結成されたBAKU。
結成当初の名前はBATSUでした。

《メンバー》

Vocal:谷口 宗一
Guitar:車谷 浩二
Drum:加藤 英幸
Bass:安部 浩之

原宿ホコ天で路上ライブを行っていた彼らは、同世代の女性に格好や曲が受けて支持。
人気がでてデビュー前の1989年12月にインディーズよりミニアルバムを発売。
さらに注目されるようになり雑誌などのインタビューを受けるようになります。

そうした中、悲しい出来事が…

1990年1月26日雑誌のインタビューの帰宅後、Bassの安部浩之さんが交通事故死に。
デビュー直前、18歳の若すぎる突然の死でした。

悲しみを乗り越えて、高校卒業後3人でデビュー。
BAKUのBassは、「安部浩之しかいない」とのことで、Bassにはサポートで太田守氏が参加しています。

【バンド結成から3年、解散!!】

《BAKU略歴》

1989年:12月インディーズからミニアルバム「ぼくたちだけの天国」リリース。
1990年:6月ミニアルバム「不思議なマジック」リリース。
9月シングル「ピーターパン」リリース。
10月セカンドアルバム「ふたつめのはじまり」リリース。
収録曲に追悼曲「天までとどけ」、復活の意を込めた「復活のうた」。
1991年:2月シングル「ぞうきん」リリース。
5月アルバム「聞こえる~PowerDreams~」リリース。オリコンチャート3位に。
6月シングル「O.K!」リリース。
11月シングル「On and On」リリース。
12月アルバム「DAY AFTER」リリース。オリコンチャート10位に。
1992年:4月アルバム「LIVE BUDOKAN JUNP THE STREET1992
リリース。 武道館ライブ収録2枚組ライブアルバム。
7月シングル「ぼくたちだけの天国」アコースティックバージョンリリース。
ソロミニアルバム「BAKU」リリース。
9月ベストアルバム「TIME AND TIDE-BAKU BEST SELECTION-

ミニアルバム「不思議なマジック」には、安部浩之さんも制作・レコーディングに参加していました。

BAKU『ホコ天出身バンド』の現在は?
歌詞カードには、阿部さんへ向けての言葉を記載しています。

デビューしてからのBAKUは精力的に活動。
ヒット曲のシングル「ぞうきん」は、知ってる人や聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?

BAKU ぞうきん

ポップセンスが高く、一周回って今でも十分売れそうですよね。

しかし駆け抜けた2年間、少しずつ違和感とズレも生じていました。
ポップな曲の多いBAKU。

10代で歌えていた曲も20代になれば違和感が出てくるでしょうし、そのままのスタンスで活動していくことにも疑問が生じますよね。
やりたい音楽が変わってきた彼らと事務所やレコード会社との間に溝が出来ていきます。

そして、とうとう…1992年夏、結成から3年。
バクは夢を食べ続けなければならない」との言葉と共に解散しました。

【気になる!BAKUメンバーの現在】

解散してしまったBAKU。
それぞれ別々に自分の道を進みますが、音楽活動は続けています。

《Vocal:谷口 宗一》

解散後、ソロアーティストへ。
シングル・アルバムもリリースしています。
ソロ活動をやりながら、バンド活動も。

1994年には日本武道館にてソロライブを行いました。
1995年ユニット「3LDK」をお笑いコンビのキャイーンと組み、シングル「風に向かって走れ」リリース。
1996年元お笑い芸人と「TEAM-B」として映画製作するも、ソロ活動休止し単身渡米。
1997年4人組バンド「mustard」を元C-C-B田口智治と結成。
後に「The Trip White Hornet」に改名するも2002年活動休止。
2002年ソロ活動再開、FUZZという名前で結成したバンド「SHURIKEN」で活動。
シングル3枚・ミニアルバム2枚・アルバム2枚リリース。
2007年、解散しました。
2008年写真展開催。

いろいろ活動していたようですが、現在は写真家として活動されているようです。
写真展開催もしていますが、最近の活動については不明。

《Guitar:車谷 浩司》

現在もミュージシャンとして活動、人気もある車谷浩司さん。
3人の中で一番いろんなことを経験してきたのは彼かもしれません。
BAKUの結成メンバーを…友を失い、大人になり最愛の人をまた失い…
絶望の淵から這いあがった彼の曲は深みがあります。

Laika Came Back」で検索すると車谷浩司さんの情報が分かります。

Laika Came Back
1993年エレクロトポップユニットSpiral Lifeを、石田小吉と結成。
順調に活動を続けるも1996年突然の解散。
1996年「AIR」としてソロデビュー。ソロプロジェクト始動。
1998年米映画「スポーン」のイメージアーティストに。
同映画イメージアルバム「SPAWN」リリース。
1999年レーベル『FREEDOM』設立。
2009年「AIR」としての活動休止。
2010年新プロジェクト「Laika Came Back」として活動再開。

Spiral Lifeは名曲が多いですが、この20th Century Flightとか最高ですね。夢の中で作られたような印象の曲です。

20TH CENTURY FLIGHT / SPIRAL LIFE【Official Music Video】

現在もLaika Came Backの活動は続いています。

車谷浩司さんへの評価は高く、音楽センスもすごいですし、時期により全然違った音楽なので聴いてみてくださいね。
また、Laika Came Backのライブは弾き語り中心なので、興味のある方はぜひどうぞ。

※『Laika Came Back』の意味が心に残るものだったので紹介させていただきます。

もし志半ばにして命を終えなければならなかった者たちが
この地球上に帰ってくることが出来たら、何を思い、何を描き、何を奏で、どんな行動をするのでしょう。

《Drum:加藤 英幸》

BAKU解散後はロスに音楽留学へ。

帰国後もバンド活動やユニット・サポートドラマーなど、現在も音楽活動を行っています。
現在の活動について、詳しくは不明です。
ツイッターにしばしば投稿されているようなので検索してみてくださいね。

終わりに

バンドブーム当時、活躍したBAKU。
数々のヒット曲を世に出してきました。
解散後も、それぞれ音楽活動を続けています。
BAKUの再結成はないでしょうが、今の彼らの音楽でユニット組んで欲しいなと。
きっと心に響く音楽が聴けるはずです。

 

コメント