ジュディマリの愛称で知られる、ロックバンド、JUDY AND MARY。その元メインボーカルで、現在はソロのシンガーソングライターとして大活躍中のYUKIさん。
Charaさんのように女性の愛や恋、背中を無意識に押してくれる前向きな曲が多いです。
“あどけないオトナ”、“ガールポップの確立者”の異名を持つ彼女の、いくつになってもガーリズムな魅力とは?
最近では、かつて共演したことのあるCharaさんとの再ユニットが話題となりました。
YUKIさんってどんなシンガーソングライター?
1972年2月17日生まれの48歳。血液型はA型。北海道函館市出身。
本名は、倉持有希。祖父は、希望がありますようにという意味で、この名前を付けたとのこと。
父は学校の校長先生、母はバスガイドでした。姉妹は、姉が一般人の姉と弟。
少女時代の頃から「やんちゃ」だったというYUKIさん。
高校生時代には、万引きで補導されたことなどで、ご両親からよく叱られたこともあったとか・・・。
あの愛らしさ全開のYUKIさんとは無縁な感じがしますね!この事は、YUKIさんが昔、出演した番組で語っていました。
後々、更生し、子どもの頃から好きだった作曲や作詞など音楽を作ることに興味を持つように。
当時の職業は、バスガイドや運転代行などアルバイトを掛け持ちして生活していたとのこと。バスガイドをしていたのはもしかして、お母さんの影響だった可能性あり。
映画「いつかギラギラする日」(1991)の撮影の為、函館市を訪れていた恩田快人と出逢ったことがきっかけで、JUDY AND MARYを結成。
JUDY AND MARY
ジュディ・アンド・マリー
デビュー23周年⭐︎
全てはあの日から♫•*¨*•.¸¸♪✧ pic.twitter.com/8dUiBKyVtJ— こだま⭐︎にこ (@nico36nico) September 22, 2016
1993年にJUDY AND MARY、略称(JAM)のメインボーカルとしてメジャーデビュー後に、翌年には、オールナイトニッポンのラジオパーソナリティーを2年間勤めるなど精力的な活動を続けます。
1996年「そばかす」がオリコンチャート初登場1位!以降も、ヒット曲を続けて、多くのファンと女性の恋愛観、生き方など共感を誘う楽曲を製作。
ちなみにこの「そばかす」、アニメでは、「るろうに剣心」の主題歌ですが、現在では2018年公開の映画「Sunny 強い気持ち・強い愛」の挿入歌として知られています。
99年には、JUDY AND MARYの活動を一旦休止。
その期間中は、B-52’sのメンバーらと共に、「NiNa」のシンガーの一人として参加。秋から冬にかけて、兼ねてから親交の深い歌手、Charaさんと共に、「Chara+YUKI」(ちゃらゆき)結成。
2000年2月にはJUDY AND MARYの活動を再開させますが、同年9月には、真心ブラザーズのYO-KINGさんと結婚。
そして翌年、JUDY AND MARYは解散。
多くのファンを獲得したこのバンドは、ラストコンサートは「伝説」となりました。
その後。Charaさんや、「スワロウテイル」「昼顔、「セシルのもくろみ」などで知られる、女優の伊藤歩さんなどと結成したオリジナルガールズバンド「Mean machine」で活動。YUKIさんは当時、ドラムを担当しました。
2002年、白雪姫のメルヘン感とちょっとセクシーな要素を取り入れた楽曲「end of Shine」をリリースして本格的なソロ活動開始。以降は、育児と両立しながら、ソロアーティストとして現在も含め、活動中。
ですが、長男を生後間もなく乳幼児突然死症候群で亡くし、今残されている思春期の息子さんと苦楽を乗り越えてきました。
音楽だけでなく、イラストでもそのカリスマ性を発揮。私物のフォトエッセイ「GIRLY・BOOGIE」を発売しました(2000年)。
YUKIさんが描いたイラストの一部です。映画好きで往年の作品を見ることが多いみたいですね。
映画は「ひまわり」とか「クレーマークレーマー」などです。このイラストが掲載された著書「GIRLY BOGGIE」によると、映画を見てそのシーンなどに影響を受けやすいとのこと。
たとえば、あるシーンでヒロインが真っ赤なマニキュアを塗っていたら真似する、ある映画のシーンで主人公が卵を40個も使ってオムレツを作っていたら、それに感化され、卵を20個使ってオムライスを作って食べたとか。
純真で感受性の素敵なところも魅力です。
YUKIさんの名曲紹介
星屑サンセット
舘ひろしさん&新垣結衣さん主演のドラマ「パパとムスメの七日間」の主題歌。
YUKIさんによれば、思春期を経験した大人や今、思春期を過ごしている若き女性へ向けての楽曲。
“家路に着く私達は怖くならないようにダンスを踊る”という歌詞の一部には、帰宅時間が遅くなった10代が親に小言を言われる不安を隠すためにひょうきんに振舞おうとしているという印象を受けました。
“ため息をついてスカートを直す”、“勝利の女神は遠いゴールで笑っていた”この歌詞、母親とか学校の教師にスカートの丈を注意された女の子が整えて登校する様子が思い浮かびますね。
“明日は赤い花を見せてあげる”という部分は、反抗だけじゃなく家族への不器用な優しさが伝わりますね。
長い夢
この楽曲は、YUKIさん自身がお子さんを亡くした頃に、再レコーディングされました。
初期は、「バイバイ」というタイトルで歌詞も今とは別物。
“ドレミの森から走る少女”という歌詞はメルヘンな要素があり、楽曲誕生のバックグラウンドとのギャップが衝撃。
“バイバイ暗い雨 夢で会えたら何を話そう”、“迷子にならないように道案内してね”、“手を叩いては喜んでいた 私達の間には壁はもうないのよ”という歌詞は、心に刺さりますし、涙が止まりません。
子どもを亡くした人にとってはこの曲は感情が揺さぶられることもあるでしょう。その「悲しみ」から昨日よりも一歩でも前に進めるよう、当事者のYUKIさんが気持ちに寄り添った曲です。
tonight
浅野忠信さん主演の映画「グラスホッパー」の主題歌。
力強く、高らかなYUKIさんの歌声が先ず耳に残ります。自分にとって一番大切な人と過ごす時に聴く歌におススメです
ふがいないや
「私が生まれた朝の街 雪の中に埋もれた それはそれは小さい手で青空を仰いだ」北海道育ちのアーティスト、YUKIさんが誕生した瞬間のような耳に残る歌詞です。
“遠くまで逃げているつもりでも終わらない君のストーリー”という部分には、人が人生で苦楽を経験し、“秋になりまた冬になり一つ歳をとった”としても、曲を聴いている「君」のストーリー=人生はこの先も続くということを意味しているのでは?
“あどけないオトナ” YUKIの現在は?Charaさんとの再コラボが話題!
YUKIが48歳の誕生日を迎えたので
Chara+YUKIは2人で100歳になりました。。。Chara(52)
YUKI(48)誰が信じるよ…… pic.twitter.com/HI90GVhWah
— まっこり (@makko__ri__YUKI) February 16, 2020
可愛さ全開の、今、最もトレンドなYUKIさんの最新映像が、Charaさんとコラボした「楽しい蹴伸び」です。
高級猫のようなコケティッシュな表情をするCharaさんと、歳を取らない魔法でも使ったのかと思うほどの可愛すぎるYUKIさんとの「最強」コラボ。
前述しましたが、1996年に「Chara+YUKI」でユニットを組んだ2人が再結成!
今、30代以降の女性だけでなく、YUKIさんを知らない世代からもトレンディな楽曲です。
曲だけでなく、今回のコラボに先駆けたグッズも展開!昨今の状況から通信販売中。
YUKIさんがいつまでも若々しい秘訣
YUKIさんは、「整形疑惑」も囁かれましたが、整形はしていないと否定しています。
これは本人がラジオや、著書「GIRLY」シリーズなどでも発言していましたが、ベスト体重は45キロ。ちなみに彼女の身長は156センチ。
スレンダーで可憐なスタイルをキープするのに、エステ通いはもちろん、ドゥラメール、エビアンの基礎化粧品を愛用していることを某ラジオやインタビューで発言しています。
CMでも少し話題になった、DHCバージンオイルも愛用しているとのこと。
歳を追うごとに可愛さが増すYUKIさんを今後とも応援したいですね!
コメント